第96回日本医療機器学会大会

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Symposium

シンポジウム5 医療物流におけるロジスティクス効率

座長:生田 義浩(熊本大学),島田 正司(小西医療器株式会社)

[シンポジウム5] 医療材料の小分け包装およびRFID化の自動化実現。RFID搭載した自律型協働ピッキングロボットの開発!!

井川 太郎 (ダイオーエンジニアリング㈱ICTソリューション部)

医療材料を小分し,任意のサイズにビニール袋を自動調整し,包装し,RFID自動貼付も1台で実現するSpeeMa Auto Packerを開発,下記の導入メリットがでる.
①複数サイズ袋を管理・手配が不要
②袋の選定,包装,ラベル貼付け手作業を自動化
③包装後にトレイの自動交換とトレイと商品データ連携も可能

ピッキングの効率化にRFID搭載した自律型協働ロボットPEER SpeeMa+を開発し,下記の導入メリットがでる.
①作業効率向上:PEER SpeeMa+が作業支援(場所・商品案内と確認)により人為的ミスを低減.特別な知識などが不要なため,トレーニング時間を短縮
②労働環境の改善:PEER SpeeMa+がピッキングエリアと梱包エリアを往復するので作業者の負担軽減.ゾーンピッキングによる更なる負担軽減と作業者間のソーシャルディスタンス確保に寄与し,安全な環境で業務推進
③最短の導入:施設内のオペレーションやレイアウトを大幅に変更することなく,導入が可能