第98回日本医療機器学会大会

講演情報

パネルディスカッション

パネルディスカッション5 医療関連サービスの現在・未来-理想と現実、そしてよりよい未来へ-

2023年7月1日(土) 10:35 〜 12:00 第2会場 (アネックスホール F203)

座長:大川 博史(東京大学),南 正人(市立芦屋病院)

10:50 〜 11:05

[パネルディスカッション5] 医療関連サービス「患者給食」の現状と課題・未来に向けた取り組みについて

岡 寿弥 (日清医療食品㈱営業本部 営業企画部)

1.背景
患者給食業務は、その社会的影響の重要性に鑑み、医療法15条の3第2項に定められる通り、「厚生労働省令で定める基準に適合するものに委託しなければならない」とされ、患者給食事業者は、その基準以上の要件を満たす医療関連サービスマークを取得し、業務に取り組んでいる。
こんにちにおいては、449事業者が「院内調理患者給食」の認定業者として、日々食事提供をおこなっている。
2.「患者給食」の現状と課題
社会経済の発展、医療制度・社会保障制度の充実、医療関係者の長年の努力により、世界有数の長寿国となり、国民の健康水準は著しく向上している。
その一方でめまぐるしく変化する環境への対応も求められている。昨今の「患者給食」を取り巻く現状と課題について、考える。
3.「患者給食」の未来に向けた取り組み
前述の現状と課題に対し、「安全・安心な食事」を365日「安定的に提供」し続ける取り組みについて、考える。