[O-2-161] balanced Steady-State Free Precession法を用いたBOLD信号の検討
【背景】近年、脳機能計測においてresting state-fMRIが注目されている。rs-fMRIは脳の自発活動による微細なBOLD信号であるため、電気的・生理学的ノイズと区別することが難しい。そのためノイズやアーチファクトの少ない画像取得が求められる。
MRIによる脳機能計測はEcho Planer Imaging法が現在の主流であるが、磁化率アーチファクトの影響が大きい、SNRが低いなどの欠点が存在する。一方、近年注目されはじめているbalanced Steady-State Free Precession(bSSFP)法は、複雑なコントラストメカニズムを有するため敬遠されてきたが、SNRが高く空間的歪みが小さい利点がある。
そこでbSSFP法によるfMRI計測を確立、実用化することでより高分解能なrs-fMRIの計測を行う事が可能であると考える。
【目的】bSSFP法を用いてfMRI計測を行い比較検討することで、bSSFP法によるfMRI計測の実用化を図り、高分解能なresting state-MRI計測へつなげる。
【方法】使用機器:bruker biospec 7T MRI,R2012aMATLAB
invivo実験:実験対象は麻酔下マウスとし、末梢神経刺激で得られるBOLD信号をEPI法とbSSFP法の両方のパルスシーケンスで計測し比較検討を行った。
Task design:DELAY50s、TASK 10s, 5 times
【結果】末梢神経刺激は、マウス脳の感覚関連領域にBOLD反応が見られることが知られている。実際に撮像した画像でもEPI法とbSSFP法ともに感覚関連領域においてBOLD反応が得られた。
MRIによる脳機能計測はEcho Planer Imaging法が現在の主流であるが、磁化率アーチファクトの影響が大きい、SNRが低いなどの欠点が存在する。一方、近年注目されはじめているbalanced Steady-State Free Precession(bSSFP)法は、複雑なコントラストメカニズムを有するため敬遠されてきたが、SNRが高く空間的歪みが小さい利点がある。
そこでbSSFP法によるfMRI計測を確立、実用化することでより高分解能なrs-fMRIの計測を行う事が可能であると考える。
【目的】bSSFP法を用いてfMRI計測を行い比較検討することで、bSSFP法によるfMRI計測の実用化を図り、高分解能なresting state-MRI計測へつなげる。
【方法】使用機器:bruker biospec 7T MRI,R2012aMATLAB
invivo実験:実験対象は麻酔下マウスとし、末梢神経刺激で得られるBOLD信号をEPI法とbSSFP法の両方のパルスシーケンスで計測し比較検討を行った。
Task design:DELAY50s、TASK 10s, 5 times
【結果】末梢神経刺激は、マウス脳の感覚関連領域にBOLD反応が見られることが知られている。実際に撮像した画像でもEPI法とbSSFP法ともに感覚関連領域においてBOLD反応が得られた。