The 71st Conference of the Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

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Oral (Theme)

学校保健体育研究部会 » 【課題C】体育・スポーツ健康科学は学校保健体育の進展にいかに貢献できるか

学校保健体育研究部会【課題C】口頭発表⑤

Wed. Sep 8, 2021 1:45 PM - 3:15 PM Room 14 (Zoom)

Chair: Keiji Matsuda (Tokyo Gakugei University)

2:00 PM - 2:15 PM

[学校保健体育-C-23] タグラグビーとラグビーの教材史

*Seiya Matsuyo1, Taku Kamiya2 (1. Graduate school of Kansai Univ., 2. Kansai Univ.)

本研究の目的は、学校体育におけるラグビーやタグラグビーの教材史を、学習指導要領上の位置づけとともに、研究及び実践史との関連で把握することで、両教材の価値と実践上の課題を明らかにすることである。本研究で取り組む教材史研究は、これまで国語科において取り組まれたものが多く、学校体育におけるラグビーとタグラグビーについての教材史研究は見当たらない。
そのため本研究では、まず1947年から2018年までの学習指導要領上のラグビーとタグラグビーの位置づけを整理し、学習内容が変化するとともに学習対象者が拡大してきた傾向にあることを明らかにする。次に、国立国会図書館とCiNiiの書籍や論文の検索サービスを用いて、「タグタグビー」「ラグビー」「授業」をキーワードにして検索し、該当論文を年代毎に整理するとともに、学習指導要領の方針と研究及び実践史において取り組まれてきた課題との間にはギャップがあること、また、抽出された論文は「技術」の課題を取り上げたものが多い傾向を明らかにする。その他、詳細は当日報告する。