*山口 拓1 (1. 筑波大学)
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スポーツ文化研究部会 » 【課題A】グローバル課題の解決に向けてスポーツから何が提案できるか
スポーツ文化研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/スポーツを通じた開発支援と持続可能性
2022年8月31日(水) 14:00 〜 15:50 第2会場 (3号館4階401教室)
コーディネーター:河西 正博(同志社大学)、榎本 雅之(滋賀大学)
スポーツと「開発」の関係性は非常に多様であり、スポーツの開発(スポーツ振興、スポーツに関わる諸課題の解決)、スポーツと開発(スポーツが個人や集団、社会に与える影響の検証)等、様々な視点で論じられている。グローバル課題の解決に向けてスポーツから何が提案できるかという点に関して、本シンポジウムでは「スポーツを通じた開発」について議論を展開していく。「スポーツを通じた開発」とは、国際規模の社会課題の解決にスポーツの力を活用するものであり、ここでの社会課題とは特に開発途上国において深刻な貧困や紛争、教育、ジェンダー、感染症等の課題を指すものである。現在、国際連合やJICA、NGOや企業等、様々な組織によってスポーツを通じた開発支援が行われているが、支援の現場ではどのような課題が生じているのだろうか。
以上の問題関心のもと、本シンポジウムではスポーツを通じた開発支援の動向を概説した上で、支援先において体育・スポーツがどのように享受されているのか、それにともなう身体文化の変容過程、体育科教育に関わる具体的な支援事例を報告し、持続可能な開発支援のあり方ならびに、そこでの体育やスポーツの意義について議論を深めていく。
[スポーツ文化-SA-2] スポーツ開発を推進する途上国に対する日本からの視線
急激な経済開発を遂げた1990年代のタイ国の事例から
*佐川 哲也1 (1. 金沢大学)
[スポーツ文化-SA-3] 「スポーツと開発」における授業研究アプローチの可能性
「ペルーに対する体育教師の能力開発支援」プロジェクトからみえたもの
*齊藤 一彦1 (1. 広島大学)