[本部企画-S2-1] Sports-Techの概観
スポーツ産業DX(デジタルトランスフォーメーション)の潮流とは
*河本 敏夫1 (1. 株式会社NTTデータ経営研究所)
本部企画シンポジウム
2022年8月31日(水) 16:20 〜 18:10 第2会場 (3号館4階401教室)
コーディネーター:高峰 修(明治大学)、荒木 香織(順天堂大学)
現在の日本社会は、少子高齢化、貧困や格差、孤立や孤独など、様々な問題を抱えている。さらに自然環境というグローバルな問題も加わり、社会の持続可能性は深刻かつ具体的な課題としてある。社会やスポーツの持続可能性を探ると、現状維持ではなく変革―不断前進―が求められるだろう。
他方、現代社会ではデジタル化やネットワーク化、そしてそれらを前提とするビッグデータとAIの活用も進んでおり、またテクノロジーが各種産業や医療、介護に様々な利便性の向上をもたらしている。スポーツ分野においても、先般策定された第3期スポーツ基本計画では、デジタル技術を活用してスポーツ界に新たなビジネスモデルを創出することが施策目標として掲げられた。これまでスポーツにおいて応用されてきたテクノロジーやデータサイエンスは、成熟した持続可能な社会を志向する変革にも応用可能なのだろうか。そもそもテクノロジーは、スポーツ文化自体の持続可能性にいかに貢献するのだろうか。
以上の問題意識から、本シンポジウムでは、スポーツや身体活動分野において活用されるテクノロジーやデータサイエンスの可能性とそれらの社会への応用を模索することで、成熟した持続可能な社会に対するスポーツの貢献について考えたい。
*河本 敏夫1 (1. 株式会社NTTデータ経営研究所)
*持丸 正明1 (1. 国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター)
*菊 幸一1 (1. 筑波大学)
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン