[競技スポーツ-SB-1] 女性コーチの活躍を支える組織文化をめざして
スポーツにおける女性を取り巻く社会的・文化的な背景
*來田 享子1 (1. 中京大学)
テーマ別シンポジウム
競技スポーツ研究部会 » 【課題B】 競技スポーツにおけるコーチ養成をいかに効果的に行うか
2022年9月1日(木) 10:30 〜 12:20 第3会場 (3号館4階402教室)
コーディネーター:小谷 究(流通経済大学)
本横断領域部会における解決すべき上位の課題のひとつが「競技スポーツにおけるコーチ養成をいかに行うか」である。日本の女性のスポーツ実施率は、男性よりも低いもののジェンダーバランスが取れていないとまではいえない。このように、我が国のスポーツ実施者の量的なジェンダーバランスは一定程度取れているといえよう。一方、コーチに目を向けると、ジェンダーバランスが取れているとは言い難い状況にある。モデル・コア・カリキュラムが完成し、日本スポーツ協会において新たなコーチ養成講習会がスタートした。しかし、受講生の割合は男性が圧倒的に高い。また、トップカテゴリーのコーチを務める女性コーチは数えるほどしかいないのが現状である。そこで、本シンポジウムでは「競技スポーツの女性コーチ養成」をテーマとして設定し、女性を取り巻く社会的・文化的な背景、現在のコーチ養成のシステム、トップカテゴリーにおける女性コーチの実際について把握したうえで、競技スポーツにおける女性コーチ養成をいかに行い、コーチにおけるジェンダーバランスをいかに取っていくかを議論する。
*來田 享子1 (1. 中京大学)
*三倉 茜1 (1. 金沢医科大学)
*高倉 麻子1 (1. 株式会社Bamboo8)
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