日本体育・スポーツ・健康学会第72回大会

重要なお知らせ

テーマ別シンポジウムとテーマ別研究発表について
第71回大会から「テーマ別シンポジウム」と「テーマ別研究発表」をプログラムの中心にすることになりました。
 2021年度より、専門領域を横断する実践的な研究活動の推進を図るために、体育学会内の新たな研究組織として、応用(領域横断)研究部会が設置されました。この応用(領域横断)研究部会は、目下のところ、重要な実践的/社会的課題のフィールドに応じて、スポーツ文化研究部会、学校保健体育研究部会、競技スポーツ研究部会、生涯スポーツ研究部会、健康福祉研究部会の5つが設置されています。
 本学会大会より学会大会の中心に据えられるようになりました「テーマ別シンポジウム」と「テーマ別研究発表」については、これらの応用(領域横断)研究部会において検討され、以下のような内容となります。
[スポーツ文化研究部会]
1)グローバル課題の解決に向けてスポーツから何が提案できるか、2)人々の生活に根ざした多様なスポーツ文化をいかに醸成していくか、3)多様なスポーツ文化の保存・流通・促進をいかに刷新していくか、という3つの上位課題を立て、それらの課題に応じて3つの「テーマ別シンポジウム」が計画され、全部で18の「テーマ別研究発表」のテーマと11のキーワードが設定されています。
[学校保健体育研究部会]
1)大学体育の授業をいかに良質なものにするか、2)保健体育授業をいかに良質なものにするか、3)体育・スポーツ健康科学は学校保健体育の進展にいかに貢献できるか、という3つの上位課題を立て、それらの課題に応じて3つの「テーマ別シンポジウム」が計画され、全部で15の「テーマ別研究発表」のテーマと12のキーワードが設定されています。
[競技スポーツ研究部会]
1)トップアスリート養成をいかに効果的に行うか、2)競技スポーツにおけるコーチ養成をいかに効果的に行うか、3)ハイパフォーマンススポーツ(トップレベルの競技スポーツ)におけるトレーニングをいかに効果的に行うか、という3つの上位課題を立て、それらの課題に応じて3つの「テーマ別シンポジウム」が計画され、全部で9の「テーマ別研究発表」のテーマと12のキーワードが設定されています。
[生涯スポーツ研究部会]
1)共生社会の実現に向けた生涯スポーツ政策と協働システムをいかに構築するか、2)生涯スポーツは・人・地域社会・産業といかに関連するか、3)人生100年時代に向けていかに人々のスポーツ権を保障するか、という3つの上位課題を立て、それらの課題に応じて3つの「テーマ別シンポジウム」が計画され、全部で16の「テーマ別研究発表」のテーマと18のキーワードが設定されています。
[健康福祉研究部会]
1)健康増進につながる体力・運動の在り方をいかに考えるか、2)認知機能の維持・改善に運動・スポーツはいかに貢献するか、3)運動不足(不活動)に伴う心身機能の低下をいかに予防するか、という3つの上位課題を立て、それらの課題に応じて3つの「テーマ別シンポジウム」が計画され、全部で15の「テーマ別研究発表」のテーマと16のキーワードが設定されています。
 
 各研究部会が企画する「テーマ別シンポジウム」の詳細と「テーマ別研究発表」の具体的テーマについては、以下に掲載する一覧表に示されていますので、ご覧下さい。
 
 「テーマ別シンポジウム」と「テーマ別研究発表」への会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。学会大会では、様々な専門領域の方々との議論を大いに高めていただき、有意義な時間を過ごしていただきたいと願っています。
   
   
従来大会からの主な変更点
  従来大会 第71回大会(2021年度)以降
企画 本部企画、組織委員会企画、専門領域別企画、その他をもって構成 テーマ別シンポジウムとテーマ別研究発表を学会大会の中心に据え、専門領域別の研究発表やキーノートレクチャーの実施については、各専門領域に一任
一般研究発表 専門領域別の一般研究発表1題 テーマ別研究発表または専門領域別研究発表のいずれか1題
発表形式 口頭発表またはポスター発表 それぞれ指定の発表形式から選択
 
共同研究者の条件 会員登録並びに参加登録の両方が必須 参加登録のみ必須
特別共同研究者登録 あり なし
予稿集(冊子体) 希望者のみ購入可能 廃止(電子体を用意)
大会プログラム(冊子体) 会員並びに参加者に配布 参加者のみに配布
(大会Webサイト上で公開)