[本部企画-S1-1] 日本学術会議健康・スポーツ分科会の活動
<演者略歴>
鹿屋体育大学卒業、同大学院修士課程終了後、川崎医療福祉大学健康スポーツ学科、国立健康・栄養研究所を経て、現職。専門分野は、運動生理学、健康スポーツ科学。厚生労働省の身体活動基準の策定や国民健康・栄養調査の企画・検討のための検討会委員、日本学術会議会員。
鹿屋体育大学卒業、同大学院修士課程終了後、川崎医療福祉大学健康スポーツ学科、国立健康・栄養研究所を経て、現職。専門分野は、運動生理学、健康スポーツ科学。厚生労働省の身体活動基準の策定や国民健康・栄養調査の企画・検討のための検討会委員、日本学術会議会員。
日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野の約87万人の科学者を内外に代表する機関であり、210人の会員と約2000人の連携会員によって職務が担われている。設立から73年を経て、現在は第25期(1期3年)の活動が進められている。第二部(生命科学系)の健康・生活科学委員会の中に、健康・スポーツ科学分科会が設置され、現在13名の委員により活動している。近年では、スポーツ庁長官からの審議依頼に対する回答「科学的エビデンスに基づく『スポーツの価値』の普及の在り方」や、提言「子どもの動きの健全な育成をめざして~基本的動作が危ない~」などを表出してきた。健康・スポーツ分科会は第二部に所属しているが、人文・社会系、生命科学系、理学工学系を専門とする幅広い研究分野の会員、連携会員が所属し、共同して活動を続けている。本発表では、日本学術会議における健康・スポーツ科学分科会がこれまでに進めてきた活動を紹介することで、本シンポジウムのテーマ「『総合知支える学会』を目指して」の議論の活性化に貢献できればと考えている。