[学校保健体育-SB-3] 「自分の健康」だけでなく「みんなの健康へ」という視点
<演者略歴>
1955年生まれ 東京国際大学人間社会学部教授 博士(スポーツ健康科学)、千葉県立高等学校教諭、文部科学省教科調査官及び国立教育政策研究所教育課程調査官(体育担当、保健担当)、順天堂大学スポーツ健康科学部准教授、国立教育政策研究所基礎研究部部長、日本体育大学大学院教育学研究科及び児童スポーツ教育学部教授を経て2022年より現職。
1955年生まれ 東京国際大学人間社会学部教授 博士(スポーツ健康科学)、千葉県立高等学校教諭、文部科学省教科調査官及び国立教育政策研究所教育課程調査官(体育担当、保健担当)、順天堂大学スポーツ健康科学部准教授、国立教育政策研究所基礎研究部部長、日本体育大学大学院教育学研究科及び児童スポーツ教育学部教授を経て2022年より現職。
「自分の健康」だけでなく「みんなの健康へ」とは、健康になるための個人の対処で自分自身に向けられる健康行動として、また個人が集まって複数以上で対処する健康行動としてとらえることができる。それらは、個人、お互いの健康が「低下を抑制する」「維持する」「高まる」ように相互作用が行われるであろう。
「自分の健康」は、「身体的」「精神的」「社会的(対人的)」で、また「みんなの健康」は、「自分の健康」に加えて「社会環境(制度を含む)」でとらえることができよう。
「より良質な学習」は「Quality of Life」の一部としてとらえる。学習での具体は、課題追究、話し合い、お互いの意見や考えの共有、といった場面で質的に充実することであろう。学習の成立は、相手の立ち位置になって「自分のことだ」と置き換えること、自分の考えが自覚できる(見える)ことが条件になってくるのではないか。学習過程は、「『個々の追究1』-『活動(話し合い)1』-『共有』-『活動(話し合い)2』-『振り返り(個々の追究2)』」の繰り返しが考えられる。
このような取り組みが良質な保健体育の授業につながり、豊かなスポーツライフの実現に向かうことになるのではないか。
「自分の健康」は、「身体的」「精神的」「社会的(対人的)」で、また「みんなの健康」は、「自分の健康」に加えて「社会環境(制度を含む)」でとらえることができよう。
「より良質な学習」は「Quality of Life」の一部としてとらえる。学習での具体は、課題追究、話し合い、お互いの意見や考えの共有、といった場面で質的に充実することであろう。学習の成立は、相手の立ち位置になって「自分のことだ」と置き換えること、自分の考えが自覚できる(見える)ことが条件になってくるのではないか。学習過程は、「『個々の追究1』-『活動(話し合い)1』-『共有』-『活動(話し合い)2』-『振り返り(個々の追究2)』」の繰り返しが考えられる。
このような取り組みが良質な保健体育の授業につながり、豊かなスポーツライフの実現に向かうことになるのではないか。