The 72nd Conference of the Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

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生涯スポーツ研究部会 » 【課題B】 生涯スポーツは・人・地域社会・産業といかに関連するか

Well-Being for Children and Sport: Policy, Industry and Play

Thu. Sep 1, 2022 10:30 AM - 12:20 PM 第2会場 (3号館4階401教室)

Chair: Yosuke Hayashi (Osaka Kyoiku University)

[生涯スポーツ-SB-1] Achieving Well-Being in Children and Sports from the Spirit of Play

*Matsuda Keiji1 (1. Tokyo Gakugei University)

<演者略歴>
大手前女子大学文学部、岡山大学教育学部を経て、東京学芸大学。専門は、スポーツ社会学、遊戯論。体育科教育、教員養成、教育政策の領域においても、実践的な研究を行っている。
スポーツを遊びとして遊ぶことが、子どもたちのWell-Beingの実現には大切なのではないかと思う。現在、日本の学習指導要領に大きな影響を与えている“ OECD Future of Education and Skills 2030 project”では、Well-Beingの実現こそが、これからの教育の目標であることを強調している。Well-Beingの実現は、いわば変化の激しい社会の中にあって、「解のない答え」を自らが他者とともに協働・共創していくもの(ラーニング・コンパスの考え方)でもある。ここで遊びは、それ自体を目的として行う活動である。だからこそ、その活動には「解」などない。しかし、それは一定の創造的な結果をもたらすことが常である。また、遊びないしその精神は「リバーシブル(Reversible)」である。勝つと思うと負けたり、本気と思うと嘘ん気だったり、くるくるとひっくり返る。それは潜在的な「動性」に基礎付けられている。でもだからこそ、面白いし、ここでもまた創造的である。「遊び」を補助線として、Well-Beingの実現に資するスポーツのあり方についていくつかの観点から考えてみたい。