Theme Symposium
Well-Being for Children and Sport: Policy, Industry and Play
Thu. Sep 1, 2022 10:30 AM - 12:20 PM 第2会場 (3号館4階401教室)
Chair: Yosuke Hayashi (Osaka Kyoiku University)
新型コロナウイルスの終息に向けた模索は体育・スポーツ界でも今なお続けられている。このコロナ禍において、昨年の生涯スポーツ部会の本課題グループでは産業界の興隆とスポーツ、さらに身体運動する人間の幸福――体育・スポーツにおけるWell-Being――の所在をめぐって討議が行われた。その結果、スポーツ文化の未来を担う子どもたちのスポーツ環境と教育体制、さらにコロナ対策をはじめ子どもたちを取り巻く困難な状況において子どもたちのスポーツ実践をどのように保証し、さらにWell-Beingの実現に向けた指針をいかに定めればよいかとの問いが立ち現れた。
本シンポジウムでは、昨年度のシンポジウムにて遺された課題を踏まえて子どもたちとスポーツ、そして遊びの関係をめぐる歴史的変遷と総説、またいわゆる「スポーツ格差」など子どもたちのスポーツ環境と実践に係る諸問題を経営・政策の視点より捉えた分析、さらにコロナ禍を生きる子どもたちが直面するスポーツと遊びの「現場」から見えてきた課題と展望について議論が交わされる。
スポーツを享受するうえでの子どもたちのスポーツ実践と環境、そして教育をめぐる体制作りと指針の策定はいま不可欠な検討課題といえよう。
*Matsuda Keiji1 (1. Tokyo Gakugei University)
[生涯スポーツ-SB-2] Present and future of disparities and inequality in sports
Towards Well-being for all children
*Shimizu Norihiro1 (1. University of Tsukuba)
[生涯スポーツ-SB-3] Proposal of measures to prevent polarization of physical development that emerges from early childhood
For the protection of well-being in childhood
*Kasuga Kosho1 (1. Gifu University)