*尾崎 正峰1 (1. 放送大学東京多摩学習センター)
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テーマ別シンポジウム
スポーツ文化研究部会 » 【課題A】グローバル課題の解決に向けてスポーツから何が提案できるか
スポーツ文化研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/スポーツを通じて社会的な不平等を是正できるか?
2023年8月30日(水) 13:50 〜 15:50 RY303 (良心館3階RY303番教室)
コーディネーター:近藤 智靖(日本体育大学)、山﨑 史恵(新潟医療福祉大学)
本シンポジウムは「グローバル課題の解決に向けてスポーツから何が提案できるか」といった上位課題の最終年(3年目)の企画である。今年度は「スポーツを通じて社会的な不平等を是正できるか?」と題して国内外で見られる社会的不平等をテーマにして議論を進めていく。その際、2つの視点を踏まえながら議論をしていく予定である。1つ目は、社会的に存在する種々の不平等に対して「スポーツを通して」一定の解決や是正を探ろうとする視点である。ここでは、スポーツが社会問題を解決するための手段としての位置づけになる。2つ目は、スポーツ事象の中で生じている不平等を解決ないしは是正していく視点である。この2つの視点は対立するものではなく、視点と視点との間に様々な事例が見られている。ここでは、こうした事例の紹介・議論を通じて、本テーマである「スポーツを通じて社会的な不平等を是正できるか?」に迫っていく。なお、今回主に取り上げる事例としては、「先住民」「移民」「障害者」等である。また、本シンポジウムでは、国内外での調査を通じて、多数の事例に精通されている3名の研究者を招聘しており、会場の皆様と共に深い議論ができればと考えている。
*植田 俊1 (1. 東海大学)
*遠藤 華英1 (1. 同志社大学スポーツ健康科学部)