日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会

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学校保健体育研究部会 » 【課題A】大学体育の授業をいかに良質なものにするか

学校保健体育研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/大学体育の社会的使命とその実現可能性を考える―大学体育の社会的使命をいかに実現させるか―

2023年8月30日(水) 13:50 〜 15:50 RY201 (良心館2階RY201番教室)

コーディネーター:木村 華織(東海学園大学)、今宿 裕(作新学院大学)

 本シンポジウムでは、課題である「大学体育の授業をいかに良質なものにするか」を達成するために、3年間のテーマ「大学体育から提案する質の高い学校保健体育の提供、実現」を設定している。3年目のテーマは「大学体育の社会的使命をいかに実現させるか」である。この課題に迫るために、1年目と2年目のシンポジウム及び研究発表から得られた知見を総括(高橋氏、大林氏)し、未来の大学体育を展望(村山氏)する。大学体育の社会的使命を実現させるためには、中教審答申『2040年に向けた高等教育のグランドデザイン』(2018年)のみならず、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して』(2021年)や内閣府『Society5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ』(2022年)も踏まえながら、高等教育における教養教育の一科目として大学体育を位置づける必要がある。さらには、文部科学省『地域連携プラットフォーム構築に関するガイドライン』(2020年)が示しているように、高等教育機関を含めた社会から必要とされる大学体育授業を探究し、その目標や目的、学修方法、評価についても明確にする必要がある。最終年度となるため、シンポジウム全体の総括も含めてまとめたい。

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