日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会

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競技スポーツ研究部会 » 【課題C】ハイパフォーマンススポーツ(トップレベルの競技スポーツ)におけるトレーニングをいかに効果的に行うか

競技スポーツ研究部会【課題C】テーマ別シンポジウム/ユース年代アスリートの育成システムとハイパフォーマンススポーツ

2023年8月31日(木) 14:40 〜 16:40 RYB1 (良心館地下1階RYB1番教室)

コーディネーター:越田 専太郎(了徳寺大学)、東浦 拓郎(亜細亜大学)

 我が国で益々進む若者層人口の減少を鑑みると、ハイパフォーマンスアスリート育成のための長期的なトレーニングシステムの構築は、今後さらに発展が求められる研究分野といえる。アスリートを長期に渡って育成するプロセスでは、人間が辿る一連の発育発達の過程を理解した上で、各段階に応じたトレーニングがプログラミングされ、適切に実施される必要がある。さらにユース年代アスリートでは、発育発達段階の個人差に対応し、スポーツ外傷・障害や燃えつき症候群のリスクを最小限にしながら、潜在能力を最大に引き出すためのシステム実装が望まれる。
 そこで、本シンポジウムでは、キッズ・ユース年代の育成に関わる研究者/実践者3名を招き、ユース年代アスリートの最適なトレーニングシステムとハイパフォーマンススポーツについて議論する。本シンポジウムを通して、発育発達段階に応じたトレーニングプログラムの原理・原則および現在のハイパフォーマンスアスリート育成システムの問題点を参加者と共有する。また、我が国の社会構造や文化的背景、各スポーツ競技の現状を考慮した具体的かつ現実的な長期育成システム構築および実装に向けて、研究者および実践者が取り組むべき課題を整理したい。

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