テーマ別シンポジウム
スポーツ文化研究部会【課題B】テーマ別シンポジウム/「多様性」を実践するとは―その理想と難しさの狭間で―
2023年8月31日(木) 10:10 〜 12:10 RY303 (良心館3階RY303番教室)
コーディネーター:周東 和好(上越教育大学)、山口 理恵子(城西大学)
本部会では、「人びとの生活に根ざした多様なスポーツ文化をいかに醸成してゆくか」を上位課題として、1年目は体育学に潜む暴力性に焦点をあて、既存の学問のパラダイムや制度設計に存する課題を省察し、2年目はパラスポーツの実践を手がかりにしつつ、スポーツにおける/をとおした「多様性と調和」がいかにして可能になるのかについて議論した。集大成となる今年度は、「多様性」を実践することの理念と困難さについて議論し,多様なスポーツ文化を醸成するための課題や指針を提示・共有することを目的としている。特にシンポジウムでは、社会運動や学校文化、行政の現場における「多様性」の実践によってもたらされる変化を確認するとともに、その実践の具体的な課題を明らかにすることで、既存の価値や行動への問い直しの機会につながることを期待している。
*杉山 文野1 (1. 株式会社ニューキャンバス)
*山西 哲郎1 (1. 群馬大学名誉教授)
*近藤 智靖1 (1. 日本体育大学)