10:00 〜 10:20
[1A-04] バウンダリーオブジェクトとしてのサービスデザイン
作り上げるためのデザインからプロジェクトのためのデザインへ
キーワード:Boundary object, Service design, Social innovation
近年、様々な分野でバウンダリーオブジェクトの役割や重要性が認識されるようになってきた。多様な人々が協働するこれからのソーシャルイノベーションの時代には、デザインにおけるバウンダリーオブジェクトの活用は不可欠な課題である。
サービスデザインのアプローチは、ソーシャルイノベーションの実践として期待されており、サービスデザインにおけるペルソナやカスタマージャーニーマップといった途中成果物もバウンダリーオブジェクトとしての役割を持つことが指摘されている。
しかしながら、サービスは、生み出されたそのときから継続的な改修を行うことが必要であり、そのためには、サービスに対してのビジョンと意識を共有したチームが必要となる。
本稿では、サービスデザインそのものをコラボレーションのためのバウンダリーオブジェクトとして捉える視点を提案し、その意義について考察する。
サービスデザインのアプローチは、ソーシャルイノベーションの実践として期待されており、サービスデザインにおけるペルソナやカスタマージャーニーマップといった途中成果物もバウンダリーオブジェクトとしての役割を持つことが指摘されている。
しかしながら、サービスは、生み出されたそのときから継続的な改修を行うことが必要であり、そのためには、サービスに対してのビジョンと意識を共有したチームが必要となる。
本稿では、サービスデザインそのものをコラボレーションのためのバウンダリーオブジェクトとして捉える視点を提案し、その意義について考察する。