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[7C-02] 頸部超音波検査プローブ手技学習のための遠隔授業支援システム
キーワード:distance learning, ultrasound examination training, projection mapping
コロナウイルス感染症の影響により、教育機関での感染対策として遠隔授業が行われている。しかし、医療機関での実習では、遠隔授業で十分な理解をすることは難しい。この問題を解決するため、医学教育における手技学習授業を、遠隔でも効果的に行える支援の仕組みについて検討することが求められている。そこで本研究では、頸部超音波検査における手技講習を遠隔の受講者が分かりやすく習得するために、教師側のプローブの位置・傾き情報を、カメラ画像処理と傾きセンサで抽出し、そのデータを遠隔の学生側に送信するシステム、学生側では、送信側システムから送られてきたデータを受信し、等身大モデルに仮想プローブとして投影する遠隔授業支援システムをデザインし開発することを目的とした。本システムのプロトタイプを制作し、性能評価の検証を行った。