09:20 〜 09:50
[1402] 製品水分測定システムの導入
司会:高木裕治(石灰石鉱業協会)
キーワード:石灰石, 水分測定
秋芳鉱山は、山口県美祢市にある年間出荷量約800万tの石灰石鉱山である。セメント用石灰石・鉄鋼化学用石灰石・骨材を出荷しており、99%以上を日本海に面した長門市仙崎にある船積設備から出荷している。その中でもセメント用石灰石(-40mm)は100%船積出荷しており、出荷毎に水分測定を行っている。その測定結果をもとに自社基準値で合否判定をし、不合格の場合は水分の低い製品を出荷ライン上で混合して水分調整を行っている。その為、出荷中にリアルタイムで測定結果を知る必要がある。従前は、船倉ごとに出荷ラインのベルトコンベア上で約1kgの製品を採取し、簡易測定をしていたが、その測定方法には代表性に乏しい等の多くの問題点があった。その問題を解決する為、非接触型で連続測定のできる反射式近赤外線分析計に着目し、事前にテストを重ねた上で導入、出荷ラインのベルトコンベア上に設置した。また、検量線の作成・選定・最適化を自社で行い、2013年12月から出荷ライン搬送中の製品での運用を開始している。本発表では、導入検討から運用開始までの実績を報告する。
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