MMIJ 2015,Matsuyama

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企画講演

グリーンアジアのための資源業界と大学との絆

Tue. Sep 8, 2015 9:30 AM - 3:50 PM 第5会場 (EL26)

趣旨説明:笹木圭子(九州大学), 司会:沖部奈緒子(九州大学), 島田英樹(九州大学), 三木一(九州大学)

3:35 PM - 3:50 PM

[1513] Evaluation of Fe(III)-reducing ability of acidophilic S-oxidizing archaea, Sulfolobus spp., and their possible applicability to Cr(VI) bioremediation

正木悠聖1, 堤克俊1, 平島剛2, 笹木圭子2, 沖部奈緒子2 (1.九州大学大学院工学府 地球資源システム工学専攻, 2.九州大学大学院工学研究院 地球資源システム工学部門)

司会:三木一(九州大学)

Keywords:Sulfolobus, 鉄還元, 六価クロム, 血の池地獄, 微生物学的

重金属汚染環境修復、有価金属回収及び還元的金属溶出プロセス等において、低環境負荷・低コスト化及び効率化が期待されるバイオプロセスの適応可能性が挙げられている。鉄還元能を有する微生物には、しばしば他の重金属還元能が見出されるため、バイオプロセスへの適応可能性を示す新たな鉄還元微生物の探索は有意義な研究であると考える。大分県別府血の池地獄温泉環境において、その微生物群集構造により好酸性・鉄還元微生物の存在が示唆された。その中で、鉄還元挙動を示す単離株GA1は16S rDNA配列解析によりSulfolobus属に属することが確認された。同研究室において、これまで硫黄酸化古細菌として知られている同属の数種が絶対嫌気条件下で鉄還元能を示すことが見出された(堤ら:ポスター発表参照)。本研究では、特に微好気条件下において、同属6種の鉄還元挙動及び毒性重金属である六価クロムの微生物学的還元挙動の比較検証を行った。6種全てにおいて微生物学的六価クロム還元挙動は確認された。それらの鉄還元効率とクロム還元効率の傾向を比較し、それぞれの金属還元能の発現機構について考察を行った。(若手ポスターに発表)


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