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[1604] 燃料デブリ中の放射性物質の挙動評価
司会:山口勉功(愛媛大学)
キーワード:福島原発事故, 燃料デブリ, 放射性物質, 放射能測定, 移行挙動
福島原発事故では、原子炉が冷温停止後、冷却水喪失により高温となり、炉心溶融等により、炉内に燃料が被覆管や制御棒、コンクリート台等と高温において反応した結果、核燃料を含む燃料デブリが発生した。これらは種々の形態や組成を持ち、冷却材としての真水や、海水と高温で接触、反応した結果、デブリの形状変化とともに、燃料成分であるウランやプルトニウムの他、燃焼中に核反応により生成したアメリシウムなどマイナーアクチノイド(MA)、核分裂により生成した核分裂生成物(FP)といった放射性物質が溶解あるいは紛体化により炉内から移行し、放射能汚染を起こしている。ここでは、燃料デブリ中に存在する放射性物質について、模擬デブリを原子炉で実照射後、放射能測定によるFPの溶出挙動や、トレーサー添加模擬デブリを用いたMAやFPの溶出挙動を調べ、これら放射性物質のサイト内外における移行挙動を評価した。、
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