13:30 〜 13:45
[1814] 塩酸浴における銅の電解挙動
司会:高崎康志(秋田大学)
キーワード:銅, 電解, 塩酸浴, 高純度化
高純度金属は、金属本来の性質を知る上で欠くことのできない重要な材料である。これまで様々な方法で高純度化が図られてきたが、最も成功した方法の一つに塩酸浴を用いた陰イオン交換精製法がある。これまで金属を抽出する方法として、蒸発乾固あるいは加水分解により金属塩を抽出後、水素還元する方法が取られてきた。しかし、この抽出方法では汚染の危険性を否定できない上に、精製効果は全く期待できない。そこで、汚染の低減化および精製効果の向上を目的として、金属成分を直接抽出可能な電解採取に着目した。本研究では、ベースメタルとしても重要な銅の精製を目的に、塩酸浴における銅の電解挙動について調べることとした。特にCu(II)の還元に比較して使用電力量の削減につながるCu(I)の電解挙動について、Cu(I)濃度、塩酸濃度を変化させて調査した。同じCu(II)濃度、酸規定度の硫酸浴における挙動も調べ、比較考察を行った。
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