15:00 〜 15:15
[1819] 電析強磁性金属ナノワイヤー配列素子の異方性磁気抵抗効果
司会:八木俊介(大阪府立大学)
キーワード:電析, ニッケル, 強磁性
スルファミン酸浴からNi基強磁性合金ナノワイヤーを電析する際の最適電位は-1.0Vvs.Ag/AgClであることが判明した。ナノワイヤーの電析時の電流の経時変化に及ぼす電析電位の影響を調べた結果、電流値は電析の開始後ナノワイヤーの成長とともに徐々に増加し、ナノワイヤーがテンプレート表面の金スパッタと接触した時、電極面積の増加による、電流値の急激な増加が起きていることが推定された。また、Ni-Co合金において最も大きな異方性磁気抵抗効果(AMR)効果が得られる浴組成はNi-4%Coであり、そのAMRは硫酸浴から電析されたNi-Co合金ナノワイヤーのAMR値の約1.5倍となった。この効果は、電析ナノワイヤー中の内部応力低減によるものと推測される。
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