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[2402] ジャカルタ目抜き通りにおける泥水式推進工法
司会:濱中晃弘(室蘭工業大学)
キーワード:泥水式推進工法, 開発途上国, 下水道管敷設, 技術移転, 管内無人化施工
非開削トンネル工法で地中に管を敷設する推進工法の中で、トンネル掘進機を遠隔操作して方向制御しながら掘進する工法をマイクロトンネリング工法と呼ぶ。掘進時の管内作業を遠隔操作すなわち無人化で行う場合の呼び方である。交通の激しい道路や地中に多数の公共埋設物がある道路の管敷設では、非開削工法である推進工法に適性がある。道路冠水がたびたび発生する熱帯地域の小口径トンネルでは、作業環境と安全管理の観点から管内無人化施工は必要条件である。推進工法は、掘削方法や排土方法など多くの種類があり技術移転により開発途上国において下水道管の敷設に適用するには各国の状況に慎重な配慮が必要である。
本文は、インドネシアの混雑した道路において下水道管を敷設する場合に実施した径1,000mm、推進延長286mの泥水式推進工法であるUNCLEMOLE工法を紹介する。工法の選定を行った経緯とともに、密閉式推進工法の特性およびインドネシアの目抜き通りで施工した事例について紹介する。
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