10:50 〜 11:10
[2506] 人工湿地による炭鉱廃水処理の現地実証試験
司会:初谷和則(JOGMEC)
キーワード:坑廃水処理, パッシブトリートメント, 人工湿地, 石炭鉱山
JOGMECでは平成25年度より当時の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から石炭経過業務を継承したことを受け、NEDO旧保有鉱区の管理業務を行っており、旧保有鉱区の炭鉱における坑廃水に対する坑廃水改善対策業務を推進している。
一般的に炭鉱からの坑廃水は酸性で鉄やアルミニウム等を含んでいる場合が多く、金属鉱山と同様に薬剤添加による中和及び金属除去等の坑廃水処理が必要である。旧保有鉱区の炭鉱においても坑廃水処理が必要となっていることを受け、薬剤添加や機械曝気等といったアクティブ処理だけでなく、アクティブ処理と比べて処理費用の大幅な削減が期待されている“自然力活用型”坑廃水処理(パッシブトリートメント)も含めた効率的なプロセスを検証すべく、平成19年から水量・水質調査及び現地実証試験を行ってきた。
この現地実証試験の1つとして、旧保有鉱区であるA炭鉱の坑廃水(pH 6.3、Fe 20 mg/L)を対象に、人工湿地方式による自然酸化及び曝気等による現地実証試験を行った結果、人工湿地方式を採用した坑廃水処理により排水基準を満たす結果が得られたため、これを報告する。
一般的に炭鉱からの坑廃水は酸性で鉄やアルミニウム等を含んでいる場合が多く、金属鉱山と同様に薬剤添加による中和及び金属除去等の坑廃水処理が必要である。旧保有鉱区の炭鉱においても坑廃水処理が必要となっていることを受け、薬剤添加や機械曝気等といったアクティブ処理だけでなく、アクティブ処理と比べて処理費用の大幅な削減が期待されている“自然力活用型”坑廃水処理(パッシブトリートメント)も含めた効率的なプロセスを検証すべく、平成19年から水量・水質調査及び現地実証試験を行ってきた。
この現地実証試験の1つとして、旧保有鉱区であるA炭鉱の坑廃水(pH 6.3、Fe 20 mg/L)を対象に、人工湿地方式による自然酸化及び曝気等による現地実証試験を行った結果、人工湿地方式を採用した坑廃水処理により排水基準を満たす結果が得られたため、これを報告する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください