資源・素材2015(松山)

講演情報

企画講演

若手研究者による素材研究の展開 (III)

2015年9月9日(水) 09:00 〜 11:50 第7会場 (EL33)

司会:山口勉功(岩手大学), 佐藤重樹(DOWAメタルマイン), 中野博昭(九州大学)

09:05 〜 09:35

[2702] 化学ポテンシャル図を利用したレアメタルのリサイクルプロセス開発

谷ノ内勇樹 (1.東京大学 生産技術研究所)

司会:佐藤重樹(DOWAメタルマイン)

キーワード:レアメタル, リサイクル, 化学熱力学

近年、資源循環型社会の実現に向けた取り組みとして、また国内ものづくり産業の競争力の維持のため、レアメタルのリサイクルの重要性が高まっている。一概にレアメタルのリサイクルと言っても、対象となる鉱種やリサイクル原料は多岐に渡り、それぞれ状況に応じて適切なリサイクル技術の開発が必要となる。また、自動車触媒からの白金族金属の回収など、すでにリサイクルが活発に行われている場合においても、環境調和性や効率などの点でさらなる高度化が必要となっている。講演者らはこれまで、チタンやタングステン、白金族金属に注目し、高温塩化反応や湿式めっき、物理選別技術などを利用した各種リサイクルプロセスの研究開発を行ってきた。本発表では、このような研究開発において化学ポテンシャル図を利用したプロセス設計が有用であることを示すとともに、チタンや白金族金属のリサイクルに関する最新の研究結果を紹介する。


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