資源・素材2015(松山)

講演情報

企画講演

最近の石炭等エネルギーの開発・利用の動向

2015年9月10日(木) 13:00 〜 16:30 第3会場 (EL23)

司会:中村貴志(JCOAL), 笹岡孝司(九州大学), 三木一(九州大学)

16:15 〜 16:30

[3311] 東南アジアにおける石炭資源開発における岩盤工学的諸問題

笹岡孝司1, Wahyudi Sugeng1, 島田英樹1, 一ノ瀬政友 (1.九州大学)

司会:三木一(九州大学)

キーワード:軟弱地山, 斜面の安定性, 露天採掘, 坑内採掘, 止水対策

タイ、インドネシア、フィリピンなどの東南アジア諸国では、生産される石炭の大部分が露天採掘によるものである。これら露天掘り石炭鉱山の多くは、剥土比の上昇や環境保護規制の強化に伴う採掘区画の制限等により、生産状況は年々悪化している。このような状況下で、増加する石炭需要に応えるためには、露天採掘の更なる展開や坑内掘りへの移行が必要不可欠である。しかし、東南アジア諸国の露天掘り石炭鉱山の地山条件は、米国や豪州、欧州と比べて力学的に非常に軟弱なため、これまで欧米各国で用いられてきた採掘法および採掘設計では、最終残壁の崩壊や採掘切羽の不安定化等、様々な地山制御問題が発生し安全な採掘が困難であると考えられる。そこで、本報告ではこれら東南アジア諸国の石炭鉱山における岩盤工学的諸問題およびそれら技術的対策ならびに今後の動向について述べる。


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