[PY-54] Quantification of Dispersion of Soluble Matter in Solvent through Micro-channels
Keywords:濃度場, 定量化, Taylor分散, 溶質分散, 吸光光度法
土壌間隙や岩盤亀裂などに多く見られる微小な流路中の移動現象は,石油工学や環境工学などさまざまな工学分野において重要である.しかし微小流路中では,流路の幾何学的構造や表面形状が流体の運動や物質の移流,分散挙動に大きく影響を及ぼすため,物質移動のメカニズムは複雑であり、未だ詳細な解明がなされていない.そこで本研究では,独自に考案した吸光光度法を応用した濃度定量化手法を用いて微小流路中を流れる物質の濃度場を定量化し,流路内部における物質分散挙動の詳細について調べた.定量化結果から,一般的な層流における物質の移動現象や流れ方向に流体の速度差に起因する分散現象が生じていることが確認できた。また物質の分散現象はさまざまな要因から影響を受けその挙動が変化するということが実験結果から示唆された.
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