MMIJ 2015,Matsuyama

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若手ポスター発表【コアタイム】

環境

Tue. Sep 8, 2015 4:00 PM - 5:30 PM メディアホール (愛媛大学)

[PY-57] Characterization of thermo-acidophilic archaeon Sulfolobus sp GA1, isolated from Blood Pond Hell hot spring, and its comparison with known Sulfolobus spp.

堤克俊1, 正木悠聖1, 平島剛1, 笹木圭子1, 沖部奈緒子1 (1.九州大学)

Keywords:GA1, sulfolobus, 鉄還元能

金属資源処理分野において、従来型の物理・化学的資源処理プロセスと比較して低環境負荷・低コストでの稼働が望める微生物学的資源処理プロセスが近年注目されている。特に、重金属汚染環境の浄化や都市鉱山浸出液からの有価金属回収、また還元的金属溶出プロセス等は、微生物学的金属還元能の適応が可能であると考えられる。鉄還元微生物はしばしば他の金属還元能を有することから、本研究では大分県別府血の池地獄から単離した好熱・好酸性鉄還元古細菌Sulfolobus sp. GA1株について、上記のような資源処理プロセスへの適応を考える上で必要となる諸性質の解析及び、GA1株との近縁種である、既知のSulfolobus spp. 5種との比較を行った。GA1株の至適生育条件(温度、pH、電子供与体)を決定した他、GA1株および既知のSulfolobus spp. 5種について、新たに鉄酸化/還元能の比較・評価を行った。特に、絶対嫌気条件下における鉄還元能も新たに見出した。これにより、GA1株を含むSulfolobus spp.について、金属還元能を利用した微生物学的金属資源処理プロセスに適用できる可能性を示した。


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