10:50 AM - 11:10 AM
[3703] Developing sorting techniques and apparatus for various types of fluorescent lamps
司会: 古屋仲茂樹(産総研)
Keywords:蛍光ランプ、レアアース、水銀、リサイクル、選別
蛍光ランプは、水銀拡散防止や貴重な資源の有効利用の観点などからリサイクルが実施されているが、現状はまだ生産量に対して数割程度にとどまっている。近年のレアアース安定確保の問題や、環境面では水銀に関する水俣条約が採択され、蛍光ランプのリサイクルの質的と量的の両面で高度化が求められている。廃棄回収後の蛍光ランプは、精製前の製品種類の選別によって、部材に使用される特定の元素を分離濃縮または除外して、より効率的にリサイクルすることが可能になる。そこで、含有水銀の環境影響(大気拡散等)を考慮した、非破壊の外部センサー式のランプ種類識別方法について検討した。ランプ外部から紫外線を照射し照度、輝度や色度等の測定を応用してレアアース蛍光体等、使用される蛍光体のタイプ別等にランプ種を識別、またガラス管の静電容量の測定を応用してラピッドスタート形蛍光ランプを識別する等の、蛍光ランプに使用される種々の部材毎の識別方法およびこれらを用いた選別装置について研究、開発を行った。本報告では、これら各種測定とランプ種類との関係、またそれらを応用して製作した識別、選別装置について説明する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください