11:20 〜 11:40
[1301-07-07] A鉱山周辺の河川水質に対する鉱山廃水の影響評価
司会:富山 眞吾(北海道大学)
キーワード:休廃止鉱山、負荷量、河川流量
現在、鉱業活動を休止または廃止した非鉄金属鉱山の多くでは坑道から重金属類を含む酸性水が湧出しており、その合理的対策が必須である。経済産業省が定める鉱害防止事業の実施に関する第5次基本方針では、「下流の利水点等の環境基準を満たす鉱山では、下流影響に関するデータの把握・蓄積を行い、データ解析等の検討」が挙げられている。そのため、発生源対策とともに排出点管理から利水点管理への切り替えに向けての検討を進める必要がある。しかし、河川の水量、水質データは季節変動をともなうことから、相応の期間をかけ、河川の水量、水質を把握し、その特徴を評価することが必要である。
そこで本研究では、現在下流の利水点で環境基準を満たしているが、未処理のまま鉱山廃水が河川に排出されているA鉱山に対して、鉱山廃水の合流地点の直上流から下流の利水点までの河川の水量、水質を測定した。あわせて流量と濃度の積で表現される負荷量を評価し、利水点における鉱山廃水の影響を定量的に評価した。
そこで本研究では、現在下流の利水点で環境基準を満たしているが、未処理のまま鉱山廃水が河川に排出されているA鉱山に対して、鉱山廃水の合流地点の直上流から下流の利水点までの河川の水量、水質を測定した。あわせて流量と濃度の積で表現される負荷量を評価し、利水点における鉱山廃水の影響を定量的に評価した。
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