11:30 AM - 11:45 AM
[3401-11-10] Chemical reaction between CaMnO3 perovskite and Ir (or Ru) and dissolution of reaction products into hydrochloric acid
司会:晴山 渉(岩手大学)
Keywords:iridium, ruthenium, perovskite-type oxide, hydrochloric acid, dissolution
我々の研究グループでは、白金族金属をペロブスカイト型酸化物に吸蔵させることにより、塩酸のみで白金族金属を溶解する環境調和型の回収プロセスを提案している。これまでに、白金族金属の中でも特に溶解が困難なIr, Ruについて、LaScO3系ペロブスカイト型酸化物と混合し、空気中、1300℃で焼成することで吸蔵させることが出来、熱濃塩酸に易溶となることを報告した。本研究では、LaScO3系よりも安価なCaMnO3ペロブスカイト型酸化物によるIr, Ruの吸蔵を検討した。その結果、Ir(又はRu)粉末とCaMnO3粉末との混合物を種々の雰囲気下、800~1000℃で焼成することにより、Ir(又はRu)含有ペロブスカイト型酸化物を含む混合物が得られることが分かった。また、当該混合物は、熱濃塩酸に容易に溶解することが分かった。
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