一般社団法人資源・素材学会 平成30(2018)年度春季大会

講演情報(2018年2月23日付 確定版)

企画講演

資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

2018年3月29日(木) 09:45 〜 11:45 第6会場 (2号館1F, 212号講義室)

司会:桑谷 立(国立研究開発法人海洋研究開発機構),木崎 彰久(秋田大学)

09:50 〜 10:05

[3601-07-01] メカニカルデスケーリングにより排出される温泉スケールの資源量評価

○木崎 彰久1、青木 純也1、今井 忠男1 (1. 秋田大学)

司会:桑谷 立(国立研究開発法人海洋研究開発機構)

キーワード:温泉スケール、ウォータージェット、デスケーリング

バイナリー式温泉発電は、未利用の余剰温泉熱を利用して発電を行いながら、同時にそのままでは浴用に適さない高温の温泉の冷却にも利用できるため、地熱発電と温泉を同時に有効利用できる地熱エネルギー利用方法として期待されている。一方、温泉水を利用するために温泉発電所の熱水輸送配管には温泉スケール(湯の花)が析出しやすく、温泉スケールの効率的な除去法の開発が求められている。温泉スケール除去法には様々な方法があるが、高速の水噴流を用いるウォータージェット法に注目しスケール除去に関する研究開発に取り組んでいる。このようなメカニカルなスケール除去を行った場合、スケールが大量に排出され、これらの大部分は現在産業廃棄物として処分されている。一方で湯の花として積極的に析出させて商品として販売されている実績も多数見られる。したがって、スケール除去において排出される温泉スケールは、適切な方法を採用することによって資源化できる可能性があるではないかと考えた。本研究では、メカニカルなスケール除去によって発生する温泉スケールの資源量についての試算を行い、将来的な資源利用に向けての検討を行った。

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