リサイクル

[2P0115-30-10] 人工二成分系試料の電気パルス粉砕における印加電圧・電極試料間距離の影響

○千賀 太喜¹、丸山 修平¹、大和田 秀二¹、浪平 隆男² (1. 早稲田大学、2. 熊本大学)

キーワード：電気パルス粉砕、衝撃波、高電圧パルス、絶縁破壊、異相境界面優先破壊

資源循環型社会の構築が重要視されている中で、高い単体分離性や省エネルギー性を持つ電気パルス粉砕が次世代の粉砕技術として注目が集まっている。これまでの筆者らの研究において，高電圧パルスによる異相境界面選択破壊の駆動要因は，水の絶縁破壊によって発生する衝撃波と，試料自身（特に異相境界面）の昇華・プラズマ化によって発生する衝撃波の2通りが指摘されたが，それが試料破壊に如何に寄与するかの詳細については不明瞭な点も残っていた。そこで，本研究では，種々の電圧印加条件を変化させ，上記2種の破壊駆動要因の試料破壊へ寄与にどのような影響が及ぼされるか検討した。