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[2P0137-46-08] 1723KにおけるAl2O3-CaO-SiO2系スラグに溶解した白金の回収に及ぼす添加銅の形態・形状の影響
キーワード：貴金属製錬、乾式製錬、回収速度、コレクターメタル
貴金属製錬の操業では、貴金属の回収率及び回収速度が重要である。本研究はPGM(白金族金属)製錬炉におけるPGMの金属銅相への回収率及び回収速度に関するものである。1723Kにおいて、還元雰囲気下で、Al2O3-CaO-SiO2系スラグに純粋な白金または、白金-銅合金を平衡させ、スラグ中の白金の溶解度を測定した。そのスラグにCuまたはCu2Oを添加しスラグ中に溶解した白金の回収能を比較した。また添加試料の形状を変えて同様の実験を行い、形状の違いによる白金の回収能も比較した。これらの実験から形状による回収率、回収速度の違いは見られず、Cu2Oを添加した方がCuを添加したときよりもわずかながら回収速度が大きいことが分かった。
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