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[1K0307-14-04] フェロニッケル脱硫効率の改善に向けた取り組み
キーワード:フェロニッケル、脱硫、CaC2、日向製錬所
(株)日向製錬所ではロータリーキルン及び電気炉を用いたエルケム法により、Ni酸化鉱からフェロニッケル合金(以下Fe-Ni)を製造し、ステンレスの原料として販売している。電気炉から出銑した粗Fe-Niには、前工程で投入する化石燃料由来の硫黄が含まれており、そのままではステンレスの赤熱脆性や熱間加工性悪化の原因となるため、脱硫工程を設けている。脱硫工程では、攪拌羽根により熔融した粗Fe-Niを機械的に攪拌しながらCaC2を投入して脱硫する。本報告ではCaC2の反応効率を改善するための取り組みに関して報告する。
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