MMIJ Annual Meeting 2021

Presentation information (2021/01/29 Ver.)

General Session

Environment

Wed. Mar 10, 2021 1:00 PM - 3:40 PM Room-4

Chairman:Kazunori NAKASHIMA (Hokkaido University), Naoko OKIBE (Kyushu University)

1:20 PM - 1:40 PM

[3K0408-14-02] Examination of the relationship between elemental concentrations in soil and biomass for promoting atmospheric CO2 fixation by early successional Paulownia

○Kazuma Omiya1, Kazuki Sugawara1, Shigeru Kato1, Seiichi Suzuki1 (1. Seikei university)

Chairman:Naoko OKIBE (Kyushu University)

Keywords:afforestation, early growth trees, CO2 fixation

近年、二酸化炭素濃度上昇によって、気候変動等の環境問題が顕在化している。二酸化炭素を固定するための方法として、樹木に二酸化炭素を吸収させる植林技術が注目されている。しかし、代表的な植林樹種である杉は生育に30年程度の時間を要するため、時間に対するCO2固定効率が悪く、管理期間の長さが課題になっている。そこで、本研究では、6年程で樹高15 m前後に生育する早生桐を用い、福島県にある3箇所の植林地で、春と秋の年に2回、各エリア20本の早生桐の樹高と胸高周囲長の計測と土壌採取を行い、土壌成分と生育の関係性を検討した。土壌成分の分析にはICP-AESを用い、植物の必須元素11種類を定量した。また、樹木を伐採してバイオマスの重量を計量し、バイオマスを試算するためのアロメトリー式を求めた。樹木計測の結果から、早生桐は既往の研究と同じく植樹後6・7年で樹高が15 m程に生長することが確認された。また、7年生の樹木バイオマスは胸高周囲長と強い正の相関があり、胸高周囲長からアロメトリー式の導出が出来た。土壌中元素濃度とバイオマスの相関では、PおよびFeと樹高間に弱い正の相関があることがわかった。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password