11:15 〜 11:35
[1K0101-05-04] 急傾斜コンベヤベルト「No.1LBC」交換工事について
司会:笹岡 孝司(九州大学)
キーワード:石灰石、鉱山、長距離コンベヤ
日鉄鉱業・鳥形山鉱山は高知県吾川郡仁淀川町に位置し、海抜約1,200mにある国内最大級の石灰石鉱山であり、生産能力は年産1,400万tの規模を有し、1971年に開山以来現在までの累計生産量は5.7億tを超えている。
当鉱山では南東方向に直線距離で約23km離れた海岸選鉱場及び積出港がある須崎市角谷海岸まで全長の97%が坑内に設置されている長距離ベルトコンベヤ(以下、LBCと記載)にて、No.0LBCからNo.8LBCの計9基によりベルト速度300m/minで鉱石を2,450t/hで運搬している。
今回、急傾斜下り勾配のスチールコードコンベヤベルトであるNo.1LBC(傾斜約12°、水平機長約1.0km)の経年劣化によるベルト全周交換工事を2019年12月から2020年1月に実施した。
No.1LBC全線及びNo.2LBCの大半は坑内に設置されている。本工事は、No.1LBCのベルトを入れ替える為に水平機長および揚程がほぼ同じであるNo.2LBCのベルトと繋ぎ合わせ、下流側に位置するNo.2LBC先端部の坑外から新規ベルトを入れ込むと同時に旧ベルトを巻き取る手法を採用した。準備工事に1か月、本工事に年末年始休の5日間という期間でベルトの入れ替えが完了した。
当鉱山では南東方向に直線距離で約23km離れた海岸選鉱場及び積出港がある須崎市角谷海岸まで全長の97%が坑内に設置されている長距離ベルトコンベヤ(以下、LBCと記載)にて、No.0LBCからNo.8LBCの計9基によりベルト速度300m/minで鉱石を2,450t/hで運搬している。
今回、急傾斜下り勾配のスチールコードコンベヤベルトであるNo.1LBC(傾斜約12°、水平機長約1.0km)の経年劣化によるベルト全周交換工事を2019年12月から2020年1月に実施した。
No.1LBC全線及びNo.2LBCの大半は坑内に設置されている。本工事は、No.1LBCのベルトを入れ替える為に水平機長および揚程がほぼ同じであるNo.2LBCのベルトと繋ぎ合わせ、下流側に位置するNo.2LBC先端部の坑外から新規ベルトを入れ込むと同時に旧ベルトを巻き取る手法を採用した。準備工事に1か月、本工事に年末年始休の5日間という期間でベルトの入れ替えが完了した。
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