14:20 〜 14:40
[1K0609-13-05] (学生発表:修士課程) メタカオリンジオポリマーの透水性に関する基礎的検討
司会:和嶋 隆昌(千葉大学)
キーワード:ジオポリマー、メタカオリン、透水性、アルカリ溶液、空隙構造
セメント製造時には原料である石灰石の焼成により二酸化炭素が排出され、地球温暖化の一因となっていることから対策が求められている。これまでにも混合セメントの利用促進が行われてきたが、さらなる二酸化炭素排出量の削減に向けて新たなアプローチが必要となっている。
その一つとしてジオポリマーが挙げられる。ジオポリマーはアルミ及びシリカを多く含む粉体である活性フィラーと、アルカリ溶液との縮合重合反応により硬化する無機材料である。これまでにジオポリマーの普及に向けた研究開発が行われており、ジオポリマーの強度発現に関する検討は数多くされている。しかし、長期の利用の際には耐久性についても考慮する必要があり、特にジオポリマーの透水性に関しては研究例が少ない。
そこで、本研究においては、メタカオリンを活性フィラーとしたジオポリマー硬化体の透水性を評価し、透水性に影響を与える要因を明らかにすることを目的とした。
その結果、一般に透水性に影響を与えるとされる空隙構造だけでなく、溶液のアルカリ種や水分量によってジオポリマー硬化体の透水性が変化することを明らかにした。
その一つとしてジオポリマーが挙げられる。ジオポリマーはアルミ及びシリカを多く含む粉体である活性フィラーと、アルカリ溶液との縮合重合反応により硬化する無機材料である。これまでにジオポリマーの普及に向けた研究開発が行われており、ジオポリマーの強度発現に関する検討は数多くされている。しかし、長期の利用の際には耐久性についても考慮する必要があり、特にジオポリマーの透水性に関しては研究例が少ない。
そこで、本研究においては、メタカオリンを活性フィラーとしたジオポリマー硬化体の透水性を評価し、透水性に影響を与える要因を明らかにすることを目的とした。
その結果、一般に透水性に影響を与えるとされる空隙構造だけでなく、溶液のアルカリ種や水分量によってジオポリマー硬化体の透水性が変化することを明らかにした。
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