資源・素材2021(札幌)

講演情報(2021年8月18日付 確定版)

企画講演

【企画講演/募集型企画】 資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

2021年9月15日(水) 09:00 〜 10:50 第2会場 (Webex)

司会:久保 大樹(京都大学)、木崎 彰久(秋田大学)

09:45 〜 10:05

[2K0201-05-03] 水圧破砕における予き裂からのき裂発生条件の検討

○木崎 彰久1、小島 祐輝1、今井 忠男1 (1. 秋田大学)

司会:久保 大樹(京都大学)

キーワード:水圧破砕、予き裂

探査ボーリングにおいて掘削されたボーリング孔に対して水圧破砕を行い,周囲にき裂を進展させて圧入した流体を回収分析することができれば,ボアホール周辺の情報が得られる可能性があると考えられる。本研究では,水圧破砕においてボアホール壁面の任意方向にき裂を進展させることを目的として,ボアホール壁面に予め設けた予き裂を加圧した場合のき裂発生について検討を行った。
体積力法による数値解析を用い,予き裂に水圧を加えた場合の応力拡大係数を求め,これを破壊靭性値と比較することで予き裂からのき裂発生条件を検討した。ボアホールに垂直な面における最小主応力方向に対する予き裂の設置角を15°刻みで0°から90°まで変化させた結果,外部応力による応力拡大係数の値は,予き裂角度が最大主応力方向と最小主応力方向の時に得られる値の範囲内に収まることが予測された。また,この結果より予き裂からき裂を発生させるための流体圧を予測した。

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