資源・素材2021(札幌)

講演情報(2021年8月18日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

【若手・一般ポスター発表(ショート講演有)】環境・リサイクリング分野

2021年9月15日(水) 13:00 〜 14:28 第6会場 (Webex)

司会:中島 一紀(北海道大学)、柏谷 公希(京都大学)

13:08 〜 13:16

[2K0607-17-02] (学生発表:修士課程) マイクロ/ナノポーラス材料を用いた曝気システムによるアンモニアの揮発

○藤田 研人1、日下 英史1 (1. 京都大学)

司会:柏谷 公希(京都大学)

キーワード:マイクロ/ナノポーラス材料、曝気、アンモニア、揮発、排水処理

環境規制物質であるアンモニア性窒素(NH3-N)は、半導体製造工程などから発生する排水などに含まれ、その効率的な除去が求められている。しかし、NH3-N濃度が数千ppm程度の高濃度排水処理に有効な従来法では80℃以上で効率的に処理可能とされるが、低濃度排水に対しては同手法の適用は困難となる。そこで、本研究では、マイクロ/ナノポーラス材料であるSPG膜を用いた曝気システムを250および25 ppmという比較的低濃度のNH3含有水に適用し、処理温度やpHなどの処理条件を種々変化させ、それら因子がNH3揮発に及ぼす影響を検討した。加えて、溶液中のNH3-N濃度の時間変化に一次反応速度式を適用し、揮発速度を速度論的に考察した。その結果、今回の条件では、一次速度定数kが初期NH3-N濃度によらず一定であることが確かめられた。また、初期pHが12付近、水温が30℃の条件で180分間の曝気試験を行ったところ、一般的な散気管での曝気による揮発や自由水面からの揮発と比べて本手法ではkがおよそ1.8倍となり、40℃の条件では同時間で48 %のNH3が揮発した。以上のように、低濃度NH3含有水に対しても本手法を適用して最適化を行うことで、比較的低温でも迅速にNH3を揮発可能であることが確かめられた。

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