11:20 〜 11:50
[3K0501-04-04] 無機物と有機物の界面に着目した人工タンパク質のデザインと資源・環境分野への応用
司会:沖部 奈緒子(九州大学)
キーワード:バイオ界面、バイオミネラル、人工タンパク質、金属回収、バイオレメディエーション
無機物と有機物は物理的にも化学的にも性質が大きく異なる。一方,生物においては無機物と有機物がハイブリッドすることでその構造が形成され,機能を発現している。そのような無機/有機の界面にはお互いが相互作用するための親和力が存在する。そのような場で重要な役割を果たしているのが様々な化学官能基が連結されたポリマー,つまりタンパク質である。本講演では,生物機能を用いた次世代固化技術であるバイオセメント,および生物機能を用いた金属吸着技術であるバイオソープションを例に挙げ,無機/有機界面に着目しながらそれらの高機能化を目指した人工タンパク質のデザインに関して紹介する。さらに,それらの技術の環境浄化,資源回収,材料作製への応用について議論する。
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