MMIJ Annual Meeting 2022

Presentation information (2022/01/28 Ver.)

General Session

(General session) Mining and underground construction machineries / Rock Engineering / Resource based economy and social system / Mining technologies

Tue. Mar 8, 2022 1:00 PM - 5:00 PM Room-2 (Webex)

司会:児玉淳一 (北海道大学),安達毅 (秋田大学),笹岡孝司 (九州大学)

4:00 PM - 4:20 PM

[2K0201-11-09] [Student presentation: Bachelor’s course] Dynamic response analysis of optical fiber in DAS sensor for near surface seismic survey

○Masahiro Uno1, Hitoshi Mikada1, Junichi Takekawa1 (1. Kyoto University)

司会:笹岡孝司 (九州大学)

Keywords:DAS, Dynamic analysis, Near surface survey

近年,分散型音響センシング(DAS)を用いた地震動の計測技術が注目を集めており,主に孔内検層やVSP探査におけるデータ取得に利用されている。陸上探査でもDASによる地震動データの取得が試みられるようになっており,地表付近に設置・埋設した光ファイバにより地震動が観測された事例が報告されている。しかし,センサー部への入力地震動に対して,設置・埋設された光ファイバがどのように応答し,それらの波形データが取得されているかについては未知な部分が残されている。今後,DASによる地震動データの取得技術が広く利用されていく上で,そのメカニズムを明らかにしておくことは重要な課題である。
 本研究では,光ファイバを用いた3成分地震計において,各方向に一定の張力で張られた光ファイバが,入力地震動に対してどのように応答するかを動的解析により計算した。解析ではフレーム部のPVCパイプとセンサー部の光ファイバを有限個の要素に分割し,入力地震動に対する長手方向・横軸方向の変形モードに対する動的応答を解析することで,フレームの有無による周波数応答の違いや3成分地震計がどのように地震動データを計測しているか評価した。

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