資源・素材2022(福岡)

講演情報(2022年7月27日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

【若手・一般ポスター発表ショート講演】プロセス・素材分野 (1)

2022年9月6日(火) 13:00 〜 14:35 第2会場 (A12)

司会:竹田 修(東北大学) 、佐々木 秀顕(愛媛大学)

13:20 〜 13:25

[1209-27-05] (学生発表:学士課程)金属有機構造体Ni-MOF-74の熱分解を利用して合成したPdNiバイメタルナノ粒子触媒

○永露 将1、松岡 拓海1、庄司 綾乃1、松山 清1 (1. 福岡工業大学)

司会:竹田 修(東北大学),佐々木 秀顕(愛媛大学)

キーワード:バイメタルナノ粒子、金属有機構造体、熱分解、超臨界二酸化炭素

金属有機構造体(MOF)は、金属イオンに有機分子が配位結合したもので、規則性のあるナノサイズの細孔を持っており、ナノ粒子等の触媒としての担体への利用が検討されている。しかしながら、MOFの触媒担体としての特性を検討した場合、耐熱性などの点で他の担体に劣る。
 そこで本研究では、超臨界二酸化炭素を用いてNi-MOF-74の細孔中にパラジウム前駆体を固定化した後、Ni-MOF-74の熱分解処理を施すことで、PdNiバイメタルナノ粒子が固定化された多孔質炭素を合成した。超臨界二酸化炭素を用いることで、Ni-MOF-74の細孔中にパラジウム前駆体を効果的に固定化することができた。多孔質炭素中に固定化されたPdNiバイメタルナノ粒子は、クロスカップリング反応において高い触媒活性を示し、耐熱性や耐薬品性も有することがわかった。

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