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[1209-27-07] (学生発表:博士課程)1723 KにおけるAl2O3-CaO-SiO2-MgO系スラグとPd-AgおよびPt-Ag合金間の平衡とスラグ中のPdおよびPtの溶解形態
司会:竹田 修(東北大学),佐々木 秀顕(愛媛大学)
キーワード:乾式製錬、高温プロセス、貴金属製錬、白金族金属、分配
貴金属製錬の高温プロセスにおいて貴金属がスラグに溶解するとスラグロスとなる。スラグロスを熱力学的に評価するためには、スラグ中の貴金属の酸化形態 (MOxのxの値) を特定する必要がある。本研究では1723 Kにおいて酸素分圧を規定し、Al2O3-CaO-SiO2-MgO系スラグとPd-AgおよびPt-Ag合金を平衡させ、スラグ中のPdおよびPt濃度を調べ、スラグ中のPdおよびPtの酸化形態の特定を実験的に試みた。実験結果から、低酸素分圧下においてはスラグ中のPdおよびPt濃度がおよそ一定であり、酸素分圧の依存性が確認できなかった。これより、スラグ中のPdおよびPtは低酸素分圧下では金属の形態で溶解していることが示唆された。
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