資源・素材2022(福岡)

講演情報(2022年7月27日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

【若手・一般ポスター発表ショート講演】地球・資源分野

2022年9月6日(火) 13:00 〜 13:30 第4会場 (A25)

司会:笹岡孝司(九州大学)

13:05 〜 13:10

[1407-12-02] (学生発表:修士課程)東鹿越鉱山の残壁変位の分析と鉱山周辺の広域応力の推定

○美並 和樹1、Clement Amagu1、張 誠1、才ノ木 敦士2、福田 大祐1、児玉 淳一1、塩谷 和幸3、山口 智之3 (1. 北海道大学、2. 熊本大学、3. 日鉄鉱業株式会社)

司会:笹岡孝司(九州大学)

キーワード:広域応力、残壁、3次元数値モデル、変位計測、採掘 埋め戻し

東鹿越鉱山では2002年からAPSによる残壁表面の動態監視を行ってきているが,残壁と光波の発射位置の間の距離が短くなるような変位が観測され続けている。2004 年の斜面崩落時の変位量に比べると,現在の変位量は極めて小さいが,この変位の原因は解明されていない。本研究では,採掘と埋め戻しが,残壁の変位に与える影響を把握するために,鉱山周辺の広域応力状態を推定することを目的としている。具体的には,まず,APSによる計測結果を分析して,残壁の表面変位の3次元的な特徴を明らかにする。次に,CADを用いて,国土地理院の数値標高データと当鉱山の数値標高データから,2018年から2021年の採掘状況を表現した数値モデルを簡易に作製する手法を開発する。続いて,作製した数値モデルを用いて3次元FEM解析を実施し,逆解析により,鉱山周辺の地盤の弾性定数と水平面内の広域応力を合理的に推定する方法について検討する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード