14:20 〜 14:40
[2506-17-05] (学生発表:修士課程)N-ラウロイルサルコシンと中性リン酸エステル系抽出剤による深共晶溶媒の創出と白金族金属の抽出特性
司会:松本和也(秋田大学)
キーワード:N-ラウロイルサルコシン、中性リン酸エステル系抽出剤、深共晶溶媒、白金族金属、溶媒抽出法
原子力発電所の廃棄物として白金族金属を含む硝酸廃液が発生している。この硝酸廃液を処理する方法の一つとして溶媒抽出法が用いられている。従来はアミン系の抽出剤が使用されており、新たな抽出剤を開発されることが望まれる。そこで、本研究では新規抽出剤として環境に優しい深共晶溶媒(Deep Eutectic Solvent : DES)を用いて白金族金属を分離することを検討した。水素結合供与体としてアミド基及びカルボキシ基を有するN-ラウロイルサルコシンを、水素結合受容体としていくつかの中性リン酸エステル化合物を用いて深共晶溶媒を創出した。また、これらの深共晶溶媒を用いて白金族金属の混合溶液から溶媒抽出法を用いて各種金属の抽出特性を調査した。
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