14:00 〜 14:30
[3205-07-03] 北九州地域での全体最適LIBリユース・リサイクル技術・システム実証のご紹介
司会:宇田哲也(京都大学)
キーワード:リサイクル、リチウムイオン電池、コバルト、ニッケル
リチウムイオン電池(以下、LIB)は、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)等の普及により、国内においても使用量は増加傾向にある。これらの次世代自動車の廃車両に伴い発生する廃LIBの処理方法は、国内で様々な検討が行われている。その多くは熱処理によりLIB中の有機溶媒を揮発分解した後、機械的処理により正負極材(活物質)とシート等の金属材料を選別回収するという方法を取る。また、活物質からのCo、Ni回収は、乾式・湿式の様々な方法が実証されている。
一般にLIBは多数のセルまたはモジュールに制御回路を組み合わせたユニットとして車載される。LIBユニットを構成する素材をリユース/リサイクルすることによるCO2排出量削減効果は大きく、LIBを循環するシステムの構築が求められており、全体的なリユース/リサイクルシステム実証が重要になる。
本事業では、廃車両からのLIBユニット取り出しからCo、Ni回収まで、構成素材ごとの適正なリユース/リサイクルの一貫処理の実証を福岡県北九州市で行い、CO2排出量削減効果を評価し地域循環共生圏に貢献することを目的とする。
一般にLIBは多数のセルまたはモジュールに制御回路を組み合わせたユニットとして車載される。LIBユニットを構成する素材をリユース/リサイクルすることによるCO2排出量削減効果は大きく、LIBを循環するシステムの構築が求められており、全体的なリユース/リサイクルシステム実証が重要になる。
本事業では、廃車両からのLIBユニット取り出しからCo、Ni回収まで、構成素材ごとの適正なリユース/リサイクルの一貫処理の実証を福岡県北九州市で行い、CO2排出量削減効果を評価し地域循環共生圏に貢献することを目的とする。
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