14:50 〜 15:15
[3406-12-05] 超大容量高速エレベーターと適用ワイヤロープについて
司会:山口篤志(労働安全衛生総合研究所)
キーワード:超大容量高速エレベーター、ワイヤーロープ、樹脂ソリッド心、トラクション性能、曲げ疲労寿命
定格速度540m/min、定格積載量4,900kgの仕様の超大容量高速エレベーターを開発するにあたり、エレベーターシステムとしては巻上機軸および軸受けにかかる荷重増加による巻上機の大型化を抑制するため、シングルラップの構成とした。シングルラップ化に伴いトラクション性能が不足することを防止するため、メインシーブ溝のアンダーカット角度を増加させた。この超大容量高速エレベーターに適用するメインロープは、高強度、軽量であるだけでなく、メインシーブ溝のアンダーカット角度増加に伴う曲げ疲労寿命低下の課題を解決する必要がある。従来当社で製品化していた直径20mmD種ワイヤロープよりさらに大径かつ曲げ疲労に強いWSの構成を採用した直径22.4mmD種樹脂ソリッド心のワイヤロープおよびロープ端末を開発し、エレベーターシステムに適用するための曲げ疲労寿命、トラクション性能、端末強度などについて評価した。
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