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[3406-12-06] 永久磁石式全磁束法による非破壊検査
司会:山口篤志(労働安全衛生総合研究所)
キーワード:非破壊検査、全磁束法、橋梁、維持管理、ワイヤロープ
インフラの老朽化が進む中、SDGsの観点からも橋梁について維持管理の問題がクローズアップされている。吊橋や斜張橋の主要強度部材であるワイヤロープ(以下、ロープという)の非破壊検査手法として全磁束法があり、広く実用化されている。全磁束法はロープの腐食等による断面積減少を高精度で評価できる検査法であるが、装置質量が大きいこと、現地で大電源が必要なこと、電線巻付等作業準備に時間を要すことなど、検査現場での施工性は良くなかった。そこで永久磁石を用い、施工性を改善した永久磁石式全磁束法を開発した。この方法によれば、短時間で多くのロープの検査に電源を必要とせず、実施できる。本件では開発後の適用状況や検査事例等を紹介する。
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